●火を消す(初期消火) 消火器で消火可能な場合は、積極的に消火しましょう。 天井に炎がとどく、又は天井に燃え移った時点で消火器による初期消火はできないと判断して下さい。また、退路が確保されていない時は速やかに避難して下さい。 |
●消火器の使い方 |
・腐食・変形・キズがある消火器を使用すると大変危険です。 また、各メーカーが示す耐用年数や使用期限、型式失効された消火器は使用しないで下さい。 ※消火器はゴミとして廃棄することはできません。(消防では引取りをしていません) 製造メーカーや販売店に問い合せて下さい。また、(社)日本消火器工業会は、古い消火器を安全に回収・廃棄するためにリサイクルシステムを運用しています。 ●火災のときの避難方法 ・煙の中から逃げるとき 煙は上のほうからたまってくるので、姿勢を低くしてタオルや衣服を口にあて、呼吸はなるべく浅くしてできるだけ煙を吸わないようにしましょう。 |
・煙の性質 煙は天井などに一時的にたまり、そこから徐々に下に降りてきます。 煙は有毒ガスを含んでいるので、吸うと体が動かなくなり、死につながることもあり大変危険です。 煙の進む速さは、上昇するときで毎秒3~5m(かけ足の速さ)、横への広がりは毎秒0.5~1m(歩く早さ)です。 |
・避難時の心得 大事な物を忘れたからといって、いったん避難したら絶対に中へ戻らないで下さい。 寝ている時に出火した場合など、持ち物や服装にこだわらず早く避難して下さい。 |
・普段からの心得 避難方法は日頃から2つ以上確保しておき、安全に避難できるようにしておきましょう。 マンション等でベランダに仕切板がある場合、壊して逃げましょう。また、普段から避難はしご等、器具の位置を確認し、出口には物を置かないようにしましょう。 |
●火災の発生を周囲に報せる 火災を発見したときは、大きな声で火災であることを周囲に知らせましょう。 また、119番通報をしましょう。 |